はじめての手づくり梅干しが完成しました♪
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毎年6月頃になると、美味しそうな梅の実が店頭に並んでいるのを見かけますが、
昨年はなぜか梅酒ではなく、「今年は梅干しに挑戦だ!」となりまして・・・
はじめて梅干しを漬けてみました。
はじめて自分で漬けた梅干しは、なんとなく懐かしい味がしました。
昔よく祖母が漬けていた梅干しの味に似ているような・・・。
普段食べている市販の梅干しが、食べやすい減塩のはちみつ漬けだからでしょうか、
最初は酸味と塩味が少し強いように感じましたが、梅の香りがしっかり残っていて、
味わい深~い『プライスレスの梅干し』です。(笑)
梅干しに使用したのは、紀州の南高梅、粒も大きめです。
購入した時にはまだ青い部分が多かった梅の実でしたが、室内常温で2~3日置いて
追熟すると、梅の甘~い香りが漂いはじめて、こんな感じに黄色くなって完熟梅に。
完熟した梅をよく水洗いして、爪楊枝でヘタを取り除き、丁寧に水気を拭き取ったら
下準備はOKです。
用意する物は、梅・塩・焼酎・ジップロック。
漬物用のかめも重石も使わずに、ジップロックで簡単にできる梅干しです。
ジップロックに梅と塩と焼酎を入れて密封するだけです。
今回は塩分を16%にしたので、梅1Kgに対して、塩160g、焼酎大さじ1杯です。
シンプルなだけに、梅と塩の品質には少しこだわりました。
塩は、高知県の海洋深層水からこだわりの差塩製法で作られた『天海の塩』です。
まろやかで深みのある味わいになるそうです。
ジップロックは念のため二枚重ねにしておきます。
梅酢が出てきて塩が完全に溶けるまで、袋を振って全体を馴染ませます。
だんだん梅酢が出てきて、1週間ほどで塩が完全に溶けるので、その後はそのまま
常温で置いておきます。
梅干しは、天日干しを行うことで殺菌効果により保存性がアップするそうです。
さらに、余分な水分が蒸発し、皮が適度に固くなり果肉はねっとりとした食感に、
そして風味豊かで香り高いまろやかな梅干しの味が生まれるとのこと。
そこで8月の後半に、3日間ほど天日干しをしてみました。
ブルーの網はダイソーで購入したものですが、これ本当に便利です。
3日間しっかり太陽光にあてて天日干しが完了したら、今度は保存用の瓶に入れて
食べ頃になるまで暗所にて保存しておきます。
こうしてみると梅の1Kgって意外に少ないですね・・・。
年が明けて1月、梅を漬けてから7ケ月が経過しました。
そろそろ食べられるかなぁ~と、瓶を開けてみると、梅の香りがふわぁ~っとして
美味しそうです。
さっそく1粒いただいてみます。
果肉がとろっとジューシーで、すっぱくて、まろやかで・・・これぞ梅干し!
厚みがあって柔らかい果肉は、さすが紀州の南高梅です。
梅干しは、おにぎりやお茶漬けはもちろん、ドレッシングやまぜご飯など様々な
お料理にも使えるので、あっという間になくなってしまいそうです。
梅の季節がやってきたら、また梅干しをつくろうと思ってます。
今年はもっと大量に漬けてみようかな♪
とっても簡単にできる保存食なので、超おすすめです。