旅の備忘録 ☆ ベトナム編 Part3
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ベトナム・ハノイの旅2日目・・・ハロン湾クルーズの後半より
ティエン・クン洞の見学を終え、クルーズ船の中で水分補給をしながらひと休み。
移りゆく景色を眺めながら、次なるアクティビティの場所へと移動します。
海の桂林と呼ばれるだけあり、水墨画のような素晴らしい景色が広がっています。
ベトナムの紙幣20万ドン札にも描かれている「香炉岩」、有名な奇岩です。
ハロン湾の名は、かつてこの地に龍の親子が舞い降りて、口から宝玉を吹いて外敵を
倒し、その宝玉が海面に突き刺さり無数の奇岩となったという伝説に由来します。
香炉岩を過ぎてしばらく進むと、島々がそそり立つ神秘的な景観の中に、カヤックや
バンブーボートが体験できるボート乗り場が見えてきました。
クルーズ船を降りて、さっそくライフジャケットを着用。
この日はとても暑かったので、自分たちで漕ぐシーカヤックは大変そう!
ということで、漕ぎ手がいるバンブーボートでのんびりと絶景を満喫することに♪
遠くに見える島の洞窟を目指して、ボートはスイスイ進んでいきます。
洞窟が近づいてきました!なんだかワクワクします♪
あんな狭い場所に入っていけるなんて、驚きです!
一つ目の洞窟の中・・・浸食されてできた鍾乳洞の天井はでこぼこしていて、かなり
低くなっているところもあります。
洞窟の向こうには、さわやかな情景が・・・。
洞窟を抜けて島の内側(?)に・・・つららのような鍾乳石が無数にぶら下がっていて
自然の力の凄さを感じることができます。
撮影スポットでは、漕ぎ手の女性が親切に何枚も写真を撮ってくれました♪
続いて二つ目の洞窟へ! シーカヤックでの洞窟巡りも楽しそう♪
神秘的な世界へようこそ!
まさに自然の造形美・・・魂が清められるような、そんな不思議な感覚・・・。
幻想的な世界を満喫し、船着き場へと戻ります。
40分ほどのボート体験を終え、クルーズ船でトゥアンチャウ島へと戻ります。
二羽の闘鶏が威嚇し合っているような姿に見える「闘鶏岩」。
霧がかかってきて、時間と共に移り変わる景色を楽しめるのもハロン湾の醍醐味です。
訪れる人々の心を魅了する幻想的な世界・・・感動の連続でした♪
そしてこの後は、再び4時間近い道のりを経てハノイへと戻るのですが・・・これが、
手に汗握るかなりスリリングなドライブとなったのです。
行きと同じお土産店での休憩を終え再び出発した頃には、辺りはもう暗くなりはじめて
いたのですが、途中で渋滞に巻き込まれてしまい、かなりの遅れが生じていました。
そして渋滞を抜けた途端、バスは驚異的なスピードで走り始め、クラクションを鳴らし
てはいつ衝突してもおかしくない勢いで、前を走る車たちを右へ左へと蹴散らしながら
遅れた時間をどんどん取り戻していったのです。
こっ、これは・・・大切なお客様を乗せたツアーバスとは思えない暴走ぶりです!
本来であれば、バスに揺られながらゆっくりと寝ていたいところですが、死の恐怖が
脳裏をよぎりそれどころではありません💦 運転席でもないのにブレーキ踏んでました。
この時は、チェーンのネックレスをした強面の運転手さんが囚人に見えました(笑)。
ちなみにガイドさんは爆睡中・・・これはいつもの光景なのでしょうか・・・?
そして、何事もなかったかのようにバスはハノイ市内へ・・・なんと、ほぼ時間通りに
ホテルまで送り届けてくれたのです。びっくりですよね~。
まぁ、色々ありましたが、終わりよければ全てよしということにします♪
ほっと一安心したらお腹が空いてきました♪
この日のディナーは、ホテルから歩いてすぐの「CLUB OPERA NOVEL」へ。
時間はすでに21時を過ぎていたため、ホテルで予約を入れてから行きました。
コロニアル様式のフレンチヴィラがおしゃれな、落ち着いた雰囲気のレストランです。
コンセプトは「パリでいただくような洗練されたベトナム料理」・・・楽しみです♪
あの小泉元首相も訪れたことがあるのだとか。
フレッシュグアバジュースとベトナムビール♪
あのスリリングなドライブから無事に帰還できたことに感謝して・・・乾杯~!
娘のフレッシュグアバジュースを一口飲ませてもらったら、美味しすぎてビックリ!
前菜には、大好きな「海老と豚肉の生春巻き」をチョイス♪
見た目も美しいのですが、味も繊細! やはり本場の味は違いますね~。
プリップリの海老とジューシーなお肉・・・素晴らしく美味でした。
ベトナム風つけ麺の「ブンチャー」は、ブン(ベトナムのビーフン)をつくねやお肉、
お野菜と一緒にレンゲに乗せて、つけ汁に浸していただきます。
つけ汁にはスライスしたお野菜の漬物が入っていて、さっぱりとしていました。
こちらは、「シーフード・フライドライス」と「ソフトシェルクラブ」です。
洗練されたベトナム料理を堪能することができ、大満足でした♪
食後のデザートタイムは、ベトナムコーヒーで・・・♪
ステンレス製のフランス式フィルターでゆっくりと抽出された濃いコーヒーに、甘い
コンデンスミルクをたっぷりと入れていただきます。深みのある濃厚な味わいです。
デザートには、ベトナム風カスタードプリン「カラメン」をチョイスしました。
コンデンスミルクが入った濃厚なプリンにほろ苦いカラメルが不動の美味しさでした。
ハロン湾でのクルージングが遠い日の出来事のように思える、そんな長い一日でしたが
こんな素敵なレストランで優雅なひとときを過ごしながら、一日を無事に終えることが
できて本当に良かったです。
ベトナム・ハノイの旅はまだまだ続きます。
次回は、路線バスで行くバッチャン村♪
「旅の備忘録ベトナム編Part4」につづく